2015年08月23日

本日の見所(日曜日)

2015年 北九州記念、札幌記念
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●北九州記念

北九州記念は、アイビスサマーダッシュを筆頭とする前走、新潟直線1000m組が多数参戦するため、前に行けるだけ行って時計の限界にチャレンジという、ザ・スプリント戦になることが多いレースです。前後半の3Fタイムで2秒以上も落差のある、前傾ラップが定番どころか、当たり前と言えるレースでした。ゆえに逃げ馬が、まず、逃げ切れない、逃げた瞬間でア・ウ・トと言えるレースでした。

しかし、昨年は、それまでに狂乱の逃げを見せていたアンバルブライベンの存在、「オレに着いて来たら潰れるよ!」というプレッシャーがこれまでの傾向を一転させました。先行勢が意識的に仕掛けを遅らせることで、例年以上の緩みが生まれ、珍しく先行馬同士でのワン、ツー決着となったのです。前走直線1000m組が多いスプリント戦だけあって、ペースは当然、ハイペースなのですが、過去の北九州記念との比較で言えばスローです。

さて、今年は、どういうペースになるのでしょうか? 私的には、例年よりも(1)アイビスサマーダッシュ組みが例年よりも着かないこと、(2)近年の短距離重賞は、スローよりの流れになることが多いことから、昨年の傾向を踏襲する可能性が高いと見ています。先行馬同士の決着も考えられるでしょう。

また、このレースはいかにも短距離戦らしく、軽ハンデ馬の活躍が目立ちます。トップハンデで連対したのは、同年のスプリンターズSを制したスリープレスナイトのみなので、その辺りも考慮の上で、馬券を組み立てるといいでしょう。


●札幌記念

天皇賞(秋)や凱旋門賞に向けてのステップレースとして使われることが多い札幌記念。今年も菊花賞馬トーホウジャッカルに、エリザベス女王杯馬ラキシスのG1馬2頭に、昨年、重賞3勝で次なる狙いは、当然、G1のラストインパクトなど、重賞勝ち馬が計9頭も参戦。夏のクライマックスと呼ぶには、相応しいメンバーが集結しました。

さて、その札幌記念。近2年はそれまでの傾向から一転して極端なハイペースになりました。その超ハイペースへと導いた張本人は、今年が3度目の挑戦となるトウケイヘイローです。特に昨年は、抑えきれない手応えで行き切ってのハイペースで、リミッターを振り切るようなレースが堪えたのか(?)、その後、屈腱炎を発症。今年6月に復帰してからは騎手が変わったこともあり、これまでよりもゆったりと行かせるレースをしています。

しかし、トウケイヘイローは、上のクラスになると切れ負けするから逃げ馬になったのであって、脚を溜め過ぎる競馬では勝つことを諦めたも同然。さすがに近2年ほどの狂乱の逃げは打たないでしょうが、今回は外枠に先行馬が入ったこともあって、ある程度は行き切るでしょう。また、札幌芝は、昨日、土曜日のハイペースの芝1200m・500万下戦で1分08秒9も要したように時計が掛かっています。トウケイヘイローがある程度行ききれば、必然とハイペースが濃厚でしょう。となれば、走れるべき実績馬が能力を出し切れるレースになるでしょう。
posted by 山崎エリカ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所
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