2018年09月17日

本日の見所(セントライト記念)

2018年 セントライト記念
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神戸新聞杯はダービーの上位馬が集う舞台に対して、セントライト記念は上がり馬が集う舞台。セントライト記念は主にダービー組vs上がり馬の対戦図式となります。例年ならば今回が始動戦となるダービー組より、指数上位の上がり馬を積極的に狙いたいのですが、今年は休養明けで激走レベルの走りをした馬ばかり。上昇期の3歳馬とはいえ、二走ボケが気になるところです。

また、セントライト記念が行われる中山芝2200mは、超スローペースか、超ハイペースが発生しやすいのが特徴。中山芝2200mは、スタートしてから高低差約5.3mの最高地点(1コーナー)を目指し、後半で最低地点まで下って行くコース。基本的にはスローペースが発生しやすいコース形態ですが、大逃げ馬が出走していると1コーナーを過ぎたところから、後続との差を広げてオーバーペースが発生する場合があります。

なぜなら大きな坂ほど上りながら後続との差を広げるのが困難だから、緩やかに坂を下る2コーナーで後続との差を広げていくのです。また、2コーナーが緩やかなカーブだから、積極的に動けるのもあるでしょう。逃げ馬がここでもハロン11秒台のラップを踏み続ければ、5F通過57秒台、58秒台の超ハイペースになるし、ここで逃げ馬が無理せずに一旦脚をタメつ形を取れば5F通貨60秒台、61秒台の超スローペースになります。

ただ、近年はハナに行けないと脆いヤマニンエルブ(2010年)、ロイヤルクレスト(2011年)のような馬が出走しておらず、超スローペースの傾向。今回はハナへ行ってこそのタニノフランケルが出走していますが、この馬はニの脚が遅い馬。逃げ宣言しているジェネラルウーノが本気で行けば、同馬のハナは叩けないでしょう。

普通に考えるとジェネラルウーノの単騎逃げで超スローペースが濃厚ですが、場合によってはノーザンFのダブルフラットがジェネラルウーノを突く可能性もあるでしょう。ノーザンFのあの馬を勝たせるために……。これだけノーザンFの馬が出走していれば、やりようがあります。
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2018年09月16日

本日の見所(ローズS)

2018年 ローズステークス
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オープン時代の紫苑Sは上がり馬が集う舞台に対して、ローズSはオークスの上位馬が集う舞台でした。しかし、今年のオークス上位のアーモンドアイ、リリーノーブル、ラッキーライラックは揃って秋華賞に直行。最近はG1レースの優先出走権がある馬は、前哨戦を使わなくなってきているとはいえ、寂しいメンバー構成になりました。

また、ローズSが行われる阪神芝1800mは、外回りコースで最初の3コーナーまで約665mとたっぷりと距離があります。このため先行争いが激化することもあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広いということ。

先行馬が手薄ならば、ホエールキャプチャ(2010年)、ジェンティルドンナ(2011年)、ヌーヴォレコルト(2014年)が優勝した年のように、先行押し切りが決まることが多いです。一方、玉砕型の逃げ馬が出走していたり、先行馬が集うとデニムアンドルビー(2012年)やタッチングスピーチ(2015年)が優勝した年のように、追い込み馬が上位を独占することもあります。9番人気のムードインディゴが2着に追い込んだ2008年も、オーバーペースでした。

まとめるとローズSは展開読みが重要。特に今年のような実力拮抗のレースでは、より展開が重要になってくるでしょう。さて、今回はというと、逃げ馬がラテュロスくらい。さらに上位人気のサトノワルキューレ、センチュリオンは追い込み馬、サラキアもゲート難で後方からが基本スタイル。また、馬場も昨日土曜日から回復して高速馬場が濃厚なだけに、前目からの穴一発が決まる可能性が高そうです。私自身はその前提で予想を組み立てる予定です。
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2018年09月12日

新連載はじめました♪

9月13日発売
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今号の『競馬最強の法則』より、連載を始めました。せっかくなのでこのブログのような「デス、マス調」をやめて、『競馬最強の法則』独特の表現方法を取り入れてみました。

連載にあたり競馬最強の法則のバックナンバーを読んでみると、馬券的中への近道としての内容もさることながら、読者の覚え書き的な表現方法で競馬雑誌のキングとしての地位を確立したように思えるので、そうしてみました。

女性だからという理由から、男前な表現は編集者からNG出される場合もあるのですが(そう思っていたけど、女性じゃなくて、若い女性という理由からだったんだと、この頃認識)、担当の阪さんからもそういう強い要望があったので('◇')ゞ。


立ち読みはダメ、絶対!
ぜひ、お買い求め下さいね♪


saikyonohousoku201810.jpg



↓写真がないのが悲しい(´;ω;`)ウゥゥ。

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2018年09月08日

今週の見所(セントウルSなど)

2018年 京成杯AH、セントウルS
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●京成杯オータムH

京成杯オータムHは、エアレーションやシャッタリングの本格導入により、かつてほど顕著ではありませんが、内枠の馬が断然有利。中山で行われた過去10年では、枠番7&8の連対率が5.0%に対して、枠番1&2の連対率は24.2%もあります。

枠番7&8の該当馬は、優勝馬は2008年のキストゥヘブン、2着馬はアスコットフィス。枠番1&2の優勝馬は、2007年のキングストレイル、2009年のザレマ、2012年のレオアクティブ。2着馬は2007年のカンファ―ベスト、2008年のレッツゴーキリシマ、2012年のスマイルジャック、2016年のカフェブリリアント、2017年のガリバルティ。

2枠3番のレオアクティブと、1枠1番のスマイルジャック、おまけに1枠3番のコスモセンサーが4着に粘った2012年は、1分30秒7の中山芝1600mのレコードが記録された年。決着タイムが速いほど、内枠有利が顕著。これは中山芝1600mが、円状コースだからでしょう。緩やかなカーブが続くようなコースなので、最初のコーナーで内に入れられないと、終始外々を回らされてしまうことになります。

ただ、中山芝1600mは、高低差約5.3mの最高地点から下って行くコース形態。開幕週でも前半からペースが上がることが多く、逃げ、先行馬はラスト約1Fの急坂で失速しやすい傾向。逃げ馬の優勝は2006年のステキシンスケクンまで遡らなければないし、過去10年で逃げ馬の3着以内は一度もありません。また、先行馬の連対も過去10年で4頭のみです。

しかし、追い込み馬も苦戦の傾向。これは脚質的に4コーナーで外に張られてしまうことが多くなるためでしょう。過去10年では、2015年に唯一、フラアンジェリコ(13番人気)が追い込み勝ちを決めていますが、この年はエアレーションがけっこう利いていて、レースの上がりが掛かっていました。また、4コーナーでは中目を回って、直線序盤で外に進路を切り替えたことが嵌ったことも大きいです。

ただし、起伏が激しいタフなコースの上にペースが上がりやすいレースだからこそ、フラアンジェリコのような前走芝1800m以上に出走していた馬が、高配当の立役者となっているのも確か。これまでにも2008年にレッツゴーキリシマが10番人気で、2009年にアップドラフトが14番人気で、2010年にキョウエイストームが7番人気で、2011年にアプリコットフィズが7番人気で2着と好走しています。もちろん、前走芝1800m以上に出走していた馬は、人気馬でも活躍しています。

まとめると京成杯オータムHは、馬場が高速化するほど内枠が有利。脚質は中団〜差し。内ぴったりの中団から、位置を上げていくタイプの馬は実力以上の走りが見せられることが多いでしょう。また、人気馬、人気薄ともに前走芝1800m以上のレースに出走していた馬の活躍が目立つ傾向があるので、本命に穴馬に一考の価値はあるでしょう。


●セントウルS

中団から差しが有利な京成杯オータムHに対して、セントウルSは内枠の逃げ、先行馬が有利。開幕週で高速馬場の上に、最初の3コーナーまでの距離が約243mと短く、しかもコーナーが鋭角気味のため、この地点でハナへ行き切れなかった馬が折り合う形でペースが落ちつくことが多いです。

ただし、前に行ける脚のない内枠の馬は、包まれてしまうことも多く、また、一昨年のビッグアーサーのように、本来は逃げ馬ではない馬が積極的に出して失速することも少なくありません。ビッグアーサーは実力があるからそういう競馬でも通用しましたが、2013年のマジンプロスパーは逃げて大失速しています。

また、セントウルSは芝1200mでは唯一のG2ということもあり、休養明けの実績馬がしばしば参戦します。当然、それらは本番を見据えての叩き台として出走してくるわけですが、超高速馬場の上に芝1200mだと距離が短く、ほとんどスタミナが求められないために、走ってしまうことこの上ありません。

これまでもスリープレスナイト(2009年)やラッキーナイン(2011年)、ロードカナロア(2012-2013年)、ハクサンムーン(2014年)、ビックアーサー(2016年)などのG1馬が休養明けで連対しました。しかし、始動戦を叩き台に使えなかった馬のその次走はむごいことが多いもの。ラッキーナインやハクサンムーン、ビックアーサーは本番スプリンターズSで凡退、大敗。スリープレスナイトに至っては、その後、屈腱炎を発症して引退しました。

また、過去10年でロードカナロアだけがこのレースから始動して、スプリンターズSを連覇していますが、逆に言うと、ロードカナロアがG1レース以外の重賞で勝てなかったのは、内で包まれた2012年の函館スプリントCと2012-2013年のこのレースのみ。どれも2着です。前記したように、このレースは内枠と逃げ、先行馬が有利ですが、ロードカナロアは前に行ける脚がない上に、外目の枠を引いたことが幸いしたのでしょう。本番に繋がったという意味で。

さて、今年の高松宮記念の覇者ファインニードルは、どうか? これまでの流れだと、セントウルSは休養明けのG1馬は「買い」という流れですが、実は、2009年のローレルゲレイロは、始動戦のこのレースではしっかりとぶっ飛び、春秋のスプリントG1を連覇しています。また、鞍上の川田騎手は、叩き台と本番をきっちりと使いわかてくる男。この答えは……、ここでは教えない! (笑)
posted by 山崎エリカ at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年09月07日

今週の見所(紫苑S)

2018年 紫苑ステークス
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秋の中山開幕初日に行われる、秋華賞トライアルの紫苑S。オープン特別時代は、上がり馬vs春のクラシックで通用しなかった馬の対戦図式でしたが、一昨年より、重賞に格上げとなった途端、クラシックの上位馬も出走してくるようになりました。何たる現金!(笑)

ここ2年はオークスの上位馬が優勝していますが、今年は春の勢力図を覆せる馬が出走しているのか? 今年もそこが最重要ポイントとなるでしょう。このあたりは指数からしっかりと見極めたいです。

また、中山開催でもっとも馬場が高速化するのは、例年、野芝がメインのこの開催。近年はエアレーションやシャッタリング作業で一時期と比べると時計を要すようにはなりましたが、それでも超高速馬場で内枠と逃げ、先行馬が有利のイメージが強くあります。

しかし、過去10年で逃げ馬が3着以内だったのは、2013年のセキショウ(1着)と、2008年のデヴェロッペ(2着)のみ。(2014年は新潟開催) 先行馬も2着2回、3着2回ですから、中団より後方、差し、追い込み馬が断然有利と言えます。

この理由として、紫苑Sが行われる中山芝2000mはレースが淀みなく流れることが多いからでしょう。中山芝2000は、前半が上り坂のため、前半3Fのペースはそこまで速くなりませんが(紫苑Sならば34秒台後半〜35秒台前半)、向こう上面で下り坂があるために、上級条件ほどそこでペースが上がります。

特に、一昨年のビッシュ(戸崎騎手)やファータグリーン(田辺騎手)などのように、決め手に欠ける馬&ベテラン騎手のコンビは、向こう上面で位置を上げて来るので、他馬もそれに合わせて動いて行く傾向。昨年は、珍しくホウオウパフュームの田辺騎手が、自身が乗って完勝した寒竹賞のイメージで乗ったために、5F通過61秒3のややスローで流れましたが、例年は5F通過60秒を切ることがほとんどです。

5F通過59秒台でも古馬や牡馬のレースなら逃げ、先行馬でも十分残れますが、普段、末脚を生かす競馬ばかりしている牝馬、それも3歳馬のレースでは、ペースが厳しすぎます。3歳牝馬ならば、超高速馬場でも5F通過60秒台までペースを落とさないと前からの押し切りは簡単ではないでしょう。今回は枠番確定前に書いているため、そこまで展開のイメージが沸いていませんが、紫苑Sは逃げ、先行馬は不利ということでまとめておきます。
posted by 山崎エリカ at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

中野省吾奮闘記外伝

競馬王のブロマガ
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競馬王のブロマガにて、『中野省吾奮闘記外伝』を掲載中。
また、ご覧になられていない方は、Check it out!


【2018/8/30 号外】
中野省吾が日本に帰って来た!

【2018/9/6 号外】
中野省吾奮闘記外伝A 生活カツカツ、でも物価が安い!


※次回更新は9月13日を予定しています。


唐突にターザン山本!さん。

数か月前にプロレス会場で会って、「僕の(最強の法則の)中野省吾インタビュー面白かったでしょう!」って言われた(笑)。

思うところはあったけど、とても72歳とは思えぬハッピーオーラ全開のターザンさんの笑みを見ると、親指立てるしかないさ ( ´∀`)bグッ! 

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自ら「僕と会う人は、みんな幸せになれる!」と言い切るターザンさん。
きっと200歳まで生きるに違いない!
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2018年09月02日

本日の見所(新潟記念など)

2018年 小倉2歳S、新潟記念
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●小倉2歳S

小倉2歳Sが行われる小倉芝1200mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートして、ゴールに向かって坂を下って行くコース。しかも、芝1200mなら息を入れたいポイントの3コーナー、4コーナーが“スピードを落とさずに回れる”ことがウリのスパイラルカーブのため、逃げ、先行馬が息を入れるスポットががありません。

小倉芝1200mのレコードタイムが1分06秒6と、他場と比べて次元が違うのは、コース形態上、逃げ、先行馬が激化せざを得ない舞台だから。スピードのある馬ほど、コーナーでスピードを落とし切れないため、上級条件ほどウルトラハイペースが発生します。

つまり、前がキレイに崩れることが多いということ。小倉芝1200mで行われる、最上級条件の北九州記念史上、逃げ馬の3着以内がゼロというのも、このコースの恐ろしさを物語っています。言葉を選ばずに言わせてもらえば、このコースを考案した人は、頭が悪いか、性格が悪いかのどちらかでしょう。強い馬ほど自滅することになるんだもの!

もちろん、小倉2歳Sも問答無用に例年、「超」のつくハイペース。ただし、こちらはまだ体力がついていない2歳馬がレースメイクすることになるので、古馬と比べれば、それほど速いペースにはなりません。また、永遠の1勝馬から将来のG1馬が集う舞台設定のため、2012年のベルカント(2着)のように、強ければ逃げ馬でも残れるし、先行馬でも通用します。

ただし、逃げ、先行馬が押し切るには、ワンランク上の馬であることを踏まえて予想する必要はあるでしょう。また、そこまで強くなくても、2010年のに逃げて2着入線したシゲルキョクチョウのように通用することもありますが、この場合は、今回のメンバーにおいてキャリアが豊富である必要があります。なぜ、キャリアが豊富である必要があるのかは、昨日の札幌2歳Sの見所で綴ったとおりです。


●新潟記念

新潟記念は、距離2000mでありながらワンターンコースで行われます。芝2000mでワンターンコースなのは、当然、ストレートが日本一長い新潟だけ。最初の3コーナーまでの距離は約948mもあるので、先行争いが激化することもあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広いということ。

一般的に逃げ、先行馬が多ければハイペースになる、逃げ、先行馬が少なければスローペースになると考えますが、ことストレートの長いコースの中距離以上では、騎手の意志によるものも大きく、それがキレイに当てはまりません。

例えば、2007年は逃げ馬不在でしたが、内枠から好スタートを切ったトリリオンカットに外枠からガッツ後藤騎手のトップガンジョーが競り掛け、3コーナーまで隊列争いがもつれて、前半5F58秒1のハイペースになりました。逃げ馬が不在だからと言って、スローペースになるとは限らないのです。

しかし、スローペースだったとしても先行勢は、新潟の高速馬場を利して、4コーナーからスパートを開始し、ラスト4F目からハロン11秒台が刻まれることも多いため、単調な前残りになることも、滅多にありません。仮に先行勢が4コーナーからペースを上げなかった場合でも、後続勢が馬場の悪い内を通すこと嫌って、早めに動いて外のポジションを取りにくるので、いずれにしろ、仕掛けのポイントが早くなりがちです。

過去10年で前残り気味のペースになったと思ったのは、メイショウレガーロが単騎気味に逃げた2009年くらいでしょうか。この年は、新潟としてはやや時計を要していたとはいえ、5F通過が61秒8。それくらいまでペースを落とさないと、前有利にならないです。しかし、そこまでペースを落とすには、逃げ馬1頭で先行勢が手薄というパターンでない限り、難しいでしょう。

つまり、新潟記念は、ハンデの軽い重いの影響はあるとはいえ、比較的に能力どおりに決まっていることが多いということ。特化した先行力や瞬発力があっても、それを持続させる持久力がない馬は通用しないことが多いです。ただし、新潟最終週の傾向として、スローペースだと内枠の差し馬は、馬場のいい外目へ出すのに苦労しています。

今回はマイネル2頭出し。逃げ馬マイネルミラノは、マイネル主戦の柴田大騎手が乗るマイネルハニーにとって有利なペース、つまり、スローペースを刻もうとするでしょう。しかし、後続勢がそれを許してくれるかどうか? また、スローペースだったとしても、マイネルハニーは早め先頭を狙う馬なので、やっぱり能力どおりに決まる可能性が高いと見ています。

ただし、スローペースだった場合には、1番枠を引き当てたブラストワンピースは、直線で外に出すのに苦労する可能性が高いでしょう。ブラストワンピースは今回と同じ1番枠だった毎日杯は、小頭数の上に逃げ馬不在だったため、やや遅めのスタートから二の脚を使って2番手ポジションを取れましたが、今回は外にマイネルハニーやペアマインドなどのテンの早い先行馬がいるため、包まれて直線馬場の悪い内を通すパターンの気がしますが……どうでしょう?
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2018年09月01日

本日の見所(札幌2歳S)

2018年 札幌2歳S
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先週の新潟2歳Sでキャリア2戦のケイデンスコールが優勝したように、この時期の2歳重賞は、1戦1勝馬よりも、2戦1勝馬とキャリアが豊富な馬が優勢。一昨年のこのレースでもキャリア3戦のトラスト(5番人気)とキャリア5戦のブラックオニキス(10番人気)がワン、ツーを決めて大波乱となりました。また、昨年もキャリア2戦のファストアプローチ(4番人気)が2着、キャリア4戦のダブルシャープ(7番人気)が3着と好走しています。

確かに、1戦1勝馬が優勝している年も多いですが、そういう年は札幌2歳Sがレベルが高い決着になることが多く、これまでもロジユニヴァース(2008年)、コディーノ(2012年)、レッドリヴェール(2013年)がこのレースを高指数(PP指数14pt)で制して、後のG1でも活躍しています。

つまり、横一線の力関係ならば、キャリアが豊富な馬のほうが有利ということ。これはデビュー2戦目よりも、デビュー3戦目、それよりもデビュー4戦目のほうが伸びしろが大きいからです。デビュー5戦目を超えてくると、それほど大きな伸びしろがありませんが、とにかくデビュー5戦目くらいまでは成長力を見せてくれます。

また、札幌2歳Sは、この時期の2歳中距離戦としては、緩みないペース(古馬でいうところの平均ペース)で流れます。洋芝では瞬発力がやや足りない馬でも、持久力が優れば新馬戦や未勝利戦を、わりと楽に勝てるため、前走逃げ切り勝ち、もしくは早め先頭から押し切って勝利した馬が多く出走してくるからです。もちろん、札幌の連続開催の最終日で、時計の掛かる馬場で行われることも影響しているでしょう。

2歳戦はおおいにして新馬戦をかっこいい勝ち方をした馬が、人気の中心に支持され、一見、そちらを狙うほうが堅実で順当な予想に感じます。しかし、その実、配当妙味のない穴馬を狙っているようなもの。実際、1番人気で掲示板にも載れていない馬は、ミッキーユニバース(2014年)やタガノアシュラ(2016年)など、1戦1勝馬ばかりですよね? キャリアが豊富な能力上位馬を狙うほうが、よっぽど堅実なのです。

まとめるとよっぽど馬場が悪化しない限り、追い込み馬が上位を独占するようなこともないし、極端に前が残ることもないということ。ほぼキャリアの差と能力(ただし、極端な脚質の馬は割り引き)で決着しているので、このことを踏まえて予想を組み立てると、的中に近づけるでしょう。
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posted by 山崎エリカ at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所