2018年02月11日

本日の見所(京都記念など)

2018年 共同通信杯、京都記念
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●共同通信杯

共同通信杯は、一昨年の優勝馬ディーマジェスティや3年前の上位2頭リアルスティールやドゥラメンテのように、クラシックへ繋がることが多いレース。過去10年の優勝馬を見ても、後のG1で活躍できなかったのは、ダービー後に脚部不安を発症した2010年のハンソデバンドくらいです。

しかし、今年は、新馬戦で包まれる不利があったオウケンムーンや1戦1勝馬のサトノソルタスなど、底を見せていない馬はいるものの、トップクラスの参戦は不在。デビュー2戦目の京都2歳Sをタイムフライヤー(後のホープフルS・1着)を徹底マークで乗ったことがハマって優勝したグレイルが1番人気に支持されるメンバーでは、レベルに疑問符がついてしまいます。

また、グレイルのようにデビュー2戦目で重賞にぶつけて好走した馬は、昨年の札幌2歳Sの優勝馬ロックディスタウン、新潟2歳Sの優勝馬フロンティア、東京スポーツ杯2歳Sの2着馬ルーカスのように、成長力を欠くところが多いもの。

確かにデビュー2戦目でサウジアラビアRCを制したダノンプレミアムこそ、その次走の朝日杯フュチュリティSを圧勝しました。しかし、それはサウジアラビアRCの優勝が同馬にとっては、ひと叩きの一戦にしかすぎなかったパターン。

グレイルがダノンプレミアムのパターンかと問われるとこれもまた疑問符がついてしまいます。今回は相手があまり強くないという強調材料はあるのですが、成長比べの3歳重賞で前走の京都2歳SからPP指数を横ばい〜下げてまで通用するようにも感じません。

また、デビュー2戦目のホープフルSで前崩れの流れに恵まれて3着と好戦したステイフーリッシュが2番人気。グレイルとステイフーリッシュの仲良く揃っての凡走により、レースが大波乱となても不思議ないでしょう。今回はそういった可能性も視野に入れて、予想を組み立てます。


●京都記念

京都記念は、昨年よりG1に格上げされた大阪杯の前哨戦であり、一線級の馬たちにとっての始動戦。前走でジャパンCや有馬記念、日経新春杯、今年ならば菊花賞など、距離2400m以上を使われている馬が多く出走してきます。

また、例年、少頭数で行われることもあり、芝2200m戦としては各馬の仕掛けどころが遅くなることがほとんど。過去10年でまあまあ速い流れだったのは、雨の影響を受けて時計の要す馬場となった昨年のみと、とてもスローペースが発生しやすいレースです。

レース全体の傾向としては、逃げ、先行馬が圧倒的に有利であり、一昨年に1番人気に支持されたレーヴミストラルが1番人気で2桁着順に敗れたように、追い込み馬は受難。また、3年前に断然の1番人気に支持されたハープスターのように、スローペースを意識して、普段よりも早仕掛けして人気を裏切るケースも少なくありません。

とどのつまり、今回で追い込むタイプも、前走追い込みんでいるタイプも狙い下げる必要があるということ。差し馬でも過去10年のスローペースのこのレースを勝ったのは、次走の天皇賞(春)でも2着と好走した抜群の末脚を持つ2013年のトーセンラーのみです。本日は昨日よりも馬場が悪化しているようですが、昨日よりも外が伸びていません。先行馬から予想を組み立てるのが好ましいでしょう。
posted by 山崎エリカ at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所