2018年01月28日

本日の見所(シルクロードSなど)

2018年 根岸S シルクロードS
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●根岸ステークス

ダ1400mのダートグレードは、地方では数あれど、中央で行われるのは今回の根岸Sと夏のプロキオンSのみ。さらに中央のダ1400mは、東京、京都、阪神、中京と中央4場で行われていますが、スタート地点がダートなのは、東京が舞台のこのレースのみ。このため地方からの参戦が目立ちます。今年も浦和からブルドックボス、岩手からラブバレッドが参戦してきました。

また、東京ダ1400mは、芝スタートではありませんが、向こう上面の2コーナーよりからスタートして、最初の3コーナーまでストレートが長いこともあり、極端ではないにしてもペースが上がりがち。ただでさえ、スプリント路線馬よりもマイル〜中距離路線馬のほうがレベルが高いというのに、スプリント路線馬がレースを引っ張っていく形になるので、実走ペース以上に先行勢が残れていません。

根岸Sの過去10年を見ても、逃げ馬の勝率はゼロ。唯一、連対したのは2008年のタイセイアトムのみですが、この年は降雪により、月曜日に代替開催。不良馬場の上に、2列目を追走していたトウショウギアが故障して、有力馬がことごとく後退する不利がありましたので、例外と考えてもいいでしょう。基本的に差し、追い込み馬が有利のレースです。

しかし、今年は珍しくフルゲート16頭立てではない上に、ベストウォーリアがフレグモーネで出走を取り消して13頭立て。サイタスリーレッドは、調教師が「前に壁を作って運ぶ形が理想的」とコメントしている上に外枠に入ったために逃げる可能性は低く、近走逃げられなかったノボバカラかラブパレットがレースを引っ張る形。

さらに東京の高速ダートを考えると、例年のこのレースよりはペースが上がらないでしょう。また、今年はチャンピオンズCの上位馬が不在であることから、短距離路線組の先行馬でも十分チャンスがあると見ました。


●シルクロードステークス

シルクロードSが行われる京都芝1200mは、スタートしてから3コーナーにかけて坂を上がって行くコース。それゆえに例年のシルクロードSは、前半3F34秒台まで掛かることが多く、後半3F33秒台でまとめてスローペースが発生することもままあります。つまり、逃げ、先行馬が断然有利ということ。実際に過去10年でも逃げ馬が6連対もしているほど。

しかし、京都は昨日、雨の影響が残っていたことを差し引いてもややタフな馬場。例年のような1分07秒台の決着は難しい状況下で、前半34秒台で通過しても、後半3F33秒台ではまとめてこれないでしょう。また、昨日は内も外もまんべんなく伸びていましたが、今後じわじわ外が伸びる馬場に変わっていきそうな感もありました。

つまり、今回は、先行勢が楽な競馬ができる可能性は低いということ。ダイアナヘイロー、ナックビーナス、セカンドテーブル、セイウンコウセイ、そして調教変わりで出走してくるニシケンモノノフなど前に行かなければ持ち味が生きない、意味がない馬が揃ったとなると、今年で定年となる福島調教師(ダイアナヘイロー)の最後のひと稼ぎは、楽にはさせてもらえない可能性大。

しかも、ダイアナヘイローの鞍上が空気読める武豊騎手。結果はともかく、見せ場を作ってあげようと、他馬がハナを狙う構えを見せても、譲らずにオーバーペース気味に逃げる予感も…。さすがに追い込み馬の台頭は難しいにしても、差し馬にも十分チャンスがあると見て予想を組み立てたいです。
posted by 山崎エリカ at 04:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所