2017年07月02日

本日の見所(CBC賞など)

2017年 ラジオNIKKEI賞、CBC賞
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●ラジオNIKKEI賞

福島芝コースは、東日本大震災の影響を受けて芝を大きく張り替えた2012年以降、馬場高速化が顕著。特に、芝が育つこの時期の開幕週は超高速馬場で、夏の開幕週で行なわれるラジオNIKKEI賞は、大雨でも降らない限り、超高速馬場で行われるのは確実。

馬場が高速化すれば、騎手は最後まで脚を残しておきたい意識になり、当然、下級条件ほどレースがスローペース化します。前半スローでリードを奪えれば、馬がそれほど消耗しないために、後半で再加速ができるといった具合。福島開幕週の全体的な傾向としては、逃げ、先行タイプの活躍が目立ちます。

しかし、さすがにラジオNIKKEI賞は3歳のG3戦ということもあって、極端なスローペースにはなりません。ただし、高速馬場ならば平均ペースで流れても前々で立ち回った馬が十分に残れます。実際にこのレースも2012年度以降は、例外パターンが起きた2013年度を除き、先行馬が必ず1頭は連対しています。

2013年の例外パターンは、前半がスローペースすぎて各馬が3コーナーからポジションを押し上げていったために、馬場の内側ががっぽりと開いたもの。そのインを突いて追い込み馬のケイアイショウサンが勝利しました。本来、追い込み馬は多頭数の外を回ることになるので、追い上げて失速のパターンになりやすいですが、急コーナーの福島で加速しながらコーナーを回ると、3コーナーの内ががっぽりと開いてしまうことも少ないですが、他コースよりも多くあります。

しかし、逃げ馬が普通にレースメイクして、平均ペースで流れてくれさえすれば、先行タイプを残らせてくれるはず。少なくとも本命馬は、真ん中よりも前でレースを進める馬から選択したいものです。

また、今回は、サロノクロニカルやクリアザトラックが上位人気に支持されていますが、ゴール前横一線を想定して作られたハンデ戦だとすれば、この2頭はお買い得ではないでしょう。ハンデが重い上に、自己ベストのPP指数をマークした後では、大きな上積みが見込めないからです。

逆に言うと、ハンデキャッパーは過去の成績を分析して、有力馬にハンデを重くしている前提ならば、過去の成績では現れないもので予想を組み立てたほうがいいでしょう。過去の成績には現れないものとは、「今回での上積み」ということになります。ハンデ戦では、通常のレースよりもこの上積みというものが、より生かされてくるので、そこに着眼点を持ってくると、意外と簡単に結論は出ます。

真ん中よりも前で立ち回れて、今回で大きな上積みが見込める馬…。行きつくところは、ただ1頭。あの馬しかいないんじゃない? とても面白そうです。


●CBC賞

中京芝コースは、昨春の高松宮記念で1分06秒7のレコードタイムが出て、主催者はマスコミやファンから散々叩かれました。そこで夏の開催前に芝の張り替え作業やエアレーション作業が行われ、エアレーション作業では、バーチドレンの半径を大きくする工夫をしたとのことでしたが、それでもCBC賞では1分07秒2の好時計が出ました。

本日、土曜日の知多特別(1000万下・芝1400m)でも、雨の影響があったはずなのに1分20秒6の好時計。おそらくリニューアル時は緩かった路盤がしっかりと固まって、いくらエアレーションで通気性を良くしても大きく影響しないレベルなのでしょう。日曜日の天候は雲りで馬場回復を想定すると、今年のCBC賞でも1分07秒台前半での決着が濃厚なものとなるでしょう。

中京芝1200mといえば、向こう上面の半ばからスタートして緩やかに100mほど坂を上って、その後最後の直線序盤まで坂を下っていくコース。基本的にペースが上がりやすく、特にリニューアル後はタフな馬場で、短距離戦のわりには逃げ、先行馬が苦戦していました。しかし、超のつくほど馬場が高速化したとなると、今後は緩和されていくはず。

昨年のこのレースで2番手を追走したラヴァーズポイントが2着、逃げたベルカントが3着に粘ったように、逃げ、先行馬もそこまで大きく割り引く必要はありません。しかし、無難にいくならば、「差し馬狙い」でしょう。なるべくロスのないレース運びができる内目の枠ならば理想的です。

さらに超高速馬場であれば、昨年のこのレースで2着に粘ったラヴァーズポイントや今年の函館スプリントSを制したジューヌエコールのように、斤量の軽い馬を狙うのがポイントです。現時点でやや能力が足りないと思われる馬でも、攻め続ければどこかで大穴にぶち当たることもあるでしょう。

特に、斤量はダッシュ力や加速力に強く影響を及ぼし、二の脚の速さや切れ味に磨きが掛かります。スピード適性が強く問われる短距離戦では、大きなアドバンテージになるで、今回での上積み+ハンデの軽い馬を狙えば、的中に近づけるでしょう。
posted by 山崎エリカ at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所