2016年11月12日

本日の見所(デイリー杯2歳S)

2015年 武蔵野S、デイリー杯2歳S
_________________

●武蔵野S

チャンピオンズCの前哨戦、武蔵野Sが行われる東京ダ1600mは、差し馬有利の舞台です。東京ダ1600mは、2コーナー奥の芝のポケット地点からスタート。最初の3コーナーまでは約640mもあります。これにより序盤の加速がつくし、さらに長い直線を緩やかな下り坂を下りながらになるので、逃げ馬がペースコントロールするのがとても難しいのです。

馬場状態にもよりますが、全体的には重賞で前半4F46秒台前半だと、まず、差し、追い込みが決まるし、前半4F46秒台後半で逃げ、先行策から押し切れれば、G1級でしょう。実際に2009年のワンダーアキュートも、前半4F46秒6のペースで逃げ切って将来G1馬になりました。昨年のモーニンも前半4F46秒1のペースで先行策から3着に粘る強い内容で、今年フェブラリーSの覇者となりました。

土曜日の東京は、金曜日の雨で不良馬場の様相。それでもドリムーキラリ、タガノトネール、モーニンと逃げ馬がそれなりに揃ったとなると、前半4F46秒台が濃厚。今年のフェブラリーSとやや似た流れで、差し馬優勢の決着となるでしょう。しかし、フェブラリーSの勝ち馬モーニンは、休養明けで日本テレビ盃を勝利した反動が懸念される上に、前が厳しい流れが予想されるとなると、全幅の信頼は置けないでしょう。本命馬は差し馬から選びたいレースです。


●デイリー杯2歳S

デイリー杯2歳Sと言えば、朝日杯フーチュリティSの前哨戦ですが、2戦2勝の牝馬ディーパワンサやジューヌエコールが先週のファンタジーSには出走せず、こちらに出走してきました。サトノダイヤモンドの半妹リナーテもこちらに出走です。先週の京王杯2歳Sのレーヌミノルもそうでしたが、今年、牝馬のトップクラスが牡馬相手に挑んでくるケースが目立ちます。それだけ牝馬の層が厚いということなのでしょう。

前売りオッズを見て、まず、最初に思ったのはリナーテが想定よりも全然、人気がないということ。勝ちタイムが平凡だからでしょうか?

リナーテの新馬戦は、5F目までペースが上がらない超絶スローのラスト2F戦。ラスト2Fでも11秒3-11秒1と伸びて素質の一端は見せているものの、ラスト3F最速は他馬に譲ってしまったし、2着馬ともう少し着差が欲しかったというのが本音。外枠で前に壁が置けずにガツンと掛かったにしても、もう一段上のスピードを見せて欲しかった。高いレベルで残念!

ただ、レース選択の帝王・須貝調教師らしく(個人的に須貝厩舎は、レース選択の上手さで一流になったと思ている)、例年、前が残るか、決め手ある馬が勝つかになるファンタジーSよりも、総合力が要求されるこちらに出走してきたのはさすがと言ったところです。

正直に言えば、けっこう難しいレースかなあ?
posted by 山崎エリカ at 02:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所