2016年09月11日

本日の見所(セントウルS)

2016年 京成杯AH、セントウルS
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●京成杯AH

京成杯AHはが行われる中山芝1600mは、高低差は5.3mの最高地点からスタートして最低地点へと下って行くコース。今年は昨年と比べると明確に高速馬場なので、昨年のフラアンジェリコのような外差しズドーンはさすがにないと見ていますが、基本的にはペースが上がりやすいレースです。

近10年の傾向を見ても、逃げ、先行勢が手薄でも外から何かが捲りに動いて、意外と前が残れているパターンが少ないのです。今年も逃げ、先行勢が手薄ですが、好位〜差し馬のほうが能力上位ということもあり、それらを本命馬に据えるべきでしょう。


●セントウルS

今年のセントウルSは、新旧スプリント王に重賞ウイナーやオープン圧勝馬などが集う、豪華メンバー構成となりました。しかし、セントウルSと言えば、2005年のホーマンテキーラ(2着)、2016年アクティブミノル・1着というように、逃げ馬が大物食いをすることもあるレースです。

これはセントウルSは、阪神開幕週の高速馬場で行われること、スタートしてすぐに最初のコーナーがあるために、前半のペースが上りずらいことが理由です。テンが遅い馬は、最初のコーナーでどうしても位置取りが悪くなってしまうので、より前が残りやすくなります。近10年を見ても逃げ、先行馬の連対実績が7割もあるので、基本的には逃げ、先行馬を本命にすべきレースでしょう。

はっきり言うと、ネロのような直線1000mでもハナに行けるほどテンの速い逃げ馬が有利の舞台設定ですが、ただ、逃げ馬は前走でオーバーペースに巻き込まれて失速した馬を狙うのが十八番。昨年のアクティブミノルは、前走のニュージーランドTで厳しい流れの2番手を追走し、ブービー15着まで失速したことがこの一戦に繋がりました。しかし、ネロは前走のアイビスサマーダッシュではベルカントに競られて、能力を引き出された後の一戦となります。

ネロは昨年のアクティブミノルの再現をとばかりに前売り2番人気で、確かに展開にもかなり恵まれる可能性が高いですが、アクティブミノルとのローテーションの差は歴然です。また、今年は本番スプリンターズSでも有力視されるようなメンバーが集ったことを考えると、勝ち負けとなると微妙なものがあります。個人的には展開◎でもローテーションとメンバーを考えると、印は▲までしか打てないです。

だからと言って、春の高松宮記念で結果を出しての始動戦となるビッグアーサーや上り馬ダンスディレクターも、スプリンターズS本番へ向けての始動戦の一戦だけに、過信は禁物でしょう。展開に恵まれる可能性が高い馬と、実績馬がローテーションによる好走条件を満たしていないだけに、伏兵馬が入れる隙は十分にありそうです。
posted by 山崎エリカ at 08:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 今週の見所