2016年09月07日

凱旋門賞まであと25日

思い出の凱旋門賞
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もうすぐ凱旋門賞ということで、今週から凱旋門賞のことを少しずつ更新して行きたいと思います! 今年からインターネット投票のみですが、日本でも馬券が買えるので、より盛り上がること間違いない(*´□`)ゞデシッ!!

まず、出の凱旋門賞から。みなさんも思いの詰まった凱旋門賞があればコメントしてねっ☆


★思い出の凱旋門賞・第3位★

2015年 勝ち馬:ゴールデンホーン



エピソード

トレヴの凱旋門賞3連覇が期待される中、勝ったのは愛チャンピオンSの勝ち馬ゴールデンホーン。鞍上のデットーリ騎手が、外から逃げをチラつかせながら、フリントシャー&ニューベイ陣営のラビットであるシャアのペースを引き上げさせ、シャアとフリントシャー&ニューベイの間の絶好位(2番手)に入り込むという、奇才な騎乗を見せてくれました。

これは敵陣営のラビットに心理的プレッシャーをかけて、自分のラビットのように利用したもの。これは事前に用意された作戦の中の、ひとつを実行したそうです。凱旋門賞は強いだけでは勝てない、巧みに練られた作戦をいくつか用意し、状況に応じてそのひとつを実行しなければ勝てないと、改めて実感させられた瞬間でした。


★思い出の凱旋門賞・第2位★

2013年 勝ち馬:トレヴ



エピソード

オルフェーヴルの今度こそ1着が期待される中、勝ったのは3歳牝馬トレヴ。近年のロンシャンは高速馬場で、フォルスストレートでやたらと馬群が密集することから、個人的に追い込み馬ならばフォルスストレートで動いて先団までポジションを押し上げるのもありなのではないかと思っていました。京都外回りコースで追い込み馬が2週目の向こう正面で動いて先団までポジションを押し上げるのと似たようなものです。

それを見事にやって除けたのがトレヴ。これまでの凱旋門賞の乗り方の常識を覆しました。これだけの勝ち方の大ヒントを与えてくれているのに、その後の凱旋門賞で日本馬が上手く生かせてないのが残念。トレヴの2連覇目のときに、鞍上のジャネル騎手が「日本勢は戦術がなさすぎる」とコメント。至極ごもっとも(笑)。


★思い出の凱旋門賞・第1位★

1999年 勝ち馬:モンジュー



エピソード

この凱旋門賞はエルコンドルパサーが勝つ可能性が高いと思っていました。「花の98年世代」と言う言葉があるように、このあたりの世代の日本馬のレベルは超ハイレベル。欧州の古馬勢は低レベル。エルコンドルパサーがサンクール大賞典で降した相手関係から考えても、敵は3歳世代である追い込み馬のモンジューだけ。

しかし、凱旋門賞当日は、日本で言うところの不良馬場。馬場が悪いとワンペースになりがちなので、3歳馬の斤量のアドバンテ―ジはほぼない上にモンジュー陣営のラビットが出遅れ。外からレジェーラなどの敵陣営に被せられ、高速馬場ならば仕掛けが遅れて負けるパターン。

唯一の誤算は、エルコンドルパサーが逃げてしまったこと。馬場状態を考えると明らかなオーバーペース。このオーバーペースによって、エルコンドルパサー自身が厳しくなり、モンジューを包囲していた馬たちもバテてて進路が開く形。つまり、結果としてエルコンドルパサーがモンジューのラビットを務めたようなもの。

正直に言えば、一番腑に落ちない凱旋門賞ですが、エルコンドルパサーがあんなに強いレースをしてくれたからこそ、「日本馬はそれほど遠くないとうちに凱旋門賞を勝てる」と確信した瞬間でした。ただ、予想以上に日本馬の凱旋門賞制覇が長引いているので、2020年くらいまでには勝利を決めて欲しいですね。
posted by 山崎エリカ at 18:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 競馬を語る