2016年09月04日

本日の見所(新潟記念など)

2016年 小倉2歳S、新潟記念
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●小倉2歳S

土曜日のメイン、北九州短距離Sはラインハートとプレイズエターナルの外差しが決まりました。しかし、そのひとつ前の玄海特別では前半スローから後半5Fを57秒9でまとめて、2分00秒2で決着したように馬場状態がけっして悪いわけではありません。また、内もそこまで伸びていないわけでもなく、玄海特別では内々、前々で立ち回ったビオラフォーエバー、メイショウオオゼキが3着、2着に粘っていました。さらに北九州短距離Sの3着馬も内々を逃げたマルヨバクシンです。やや外目が有利ではあるものの、標準的な馬場で能力どおりに決まっている印象を受けます。

日曜日は台風の影響をどこまで受けるのかわかりませんが、雨の影響を受けて、外差し有利の傾向が強まる可能性も十分。大雨が降って、どこを走っても同じタフな馬場になるかもしれませんが、そうなれば前が厳しい競馬を強いられることになるのも当然のこと。逃げ馬はカシノマストは、フェニックス賞で前半3F32秒8のペースで行って2着に粘ったり、ひまわり賞ではちょっとペースが緩んだらぶっち切ったりと強い馬ではありますが、それでも軸馬には差し馬を据えるのがベターでしょう。

もっとも厄介なのは、開催終了まで天候が持ち堪えてしまうパターンかなぁ? これだと意外と、へたしたら土曜日以上に、内枠の先行馬が活躍する可能性もあります。


●新潟記念

距離2000mでありながらワンターンコースで行われる新潟記念。最初の3コーナーまでの距離は約948m(Aコース時)と長いために、先行争いが最初のコーナーまでの948mもの間続くこともあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広く、スローペースにも、ハイペースにも転がりやすいレース(コース)です。

しかし、新潟記念の過去10年で前半5F58秒1-後半5F59秒7ともっとも前半が速い流れだった2007年は、逃げ馬不在の年。内枠から好スタートを切ったトリリアンカットに外枠からガッツ後藤騎手のトップガンジョーが競り掛け、3コーナーまで隊列争いがもつれました。逆に過去10年で前半5F61秒8-後半5F57秒8ともっとも前半が遅い流れだった2009年は、逃げ馬のメイショウレガーロが行く形で隊列がすぐに決まりました。2010年〜2012年あたりも逃げ馬がしかりといて、ペースがスローに落ちています。

このように大きくは最初のコーナーまでの距離が長いコースでは、逃げ馬不在のほうがハイペース傾向になるようです。ただ、前半があまりにもスローペースだと、各馬が3コーナーを過ぎたあたりから一気に動いてラスト3-4F目から11秒台が連発するような早仕掛け戦になるので、結局のところほぼ能力どおりに決まっているのではないでしょうか。

逃げ馬は前半でリードを奪い切るか、前半で脚をある程度タメて再加速するかの選択しかなく、後続もそれに合わせて動くしか手がありません。よく「府中の千八展開いらず」と言いますが、「新潟の二千も展開いらず」でしょう。展開当てはめ形式で対象馬を消去できないという意味では難解ですが、狙いたい馬をそのまま狙えるというメリットがあります。
posted by 山崎エリカ at 04:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 今週の見所