2016年06月12日

本日の見所(エプソムCなど)

2016年 マーメイドS、エプソムC
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●マーメイドS

マーメイドSは、2006年にハンデ戦となるまでは、エリザベス女王杯を始めとする秋のG1戦線へ向けて飛躍が期待されるレースでした。しかし、ハンデ戦になってからは、牝馬の一線級はルージュバックのように、重いハンデを背負わされることを嫌って、エプソムCなどの牡馬相手の重賞に出走することが多く、秋のG1戦線へはほとんど繋がらなくなりました。

それではどのような馬が活躍するのかというと、2012年に7番人気のクリスマスキャロルが、2014年に13番人気のコスモバルバラがともにハンデ50sで2着入線したように、ハンデ戦らしく軽量馬が活躍を見せています。特に近年は馬場が軽くなりスローペース化が顕著なので、加速がつきやすい軽量馬が実力以上の活躍をしているようです。レース当日は雨が降るようですが、現在の阪神ならば稍重レベルでもそこまで時計が掛からないので“一発は軽量馬にあり”と言っても過言ではありません。

また、一昨年はディアデラマドレが、昨年はシャトープランシュがこのレースを勝利したように、マイル路線馬よりも中距離路線馬が断然の活躍を見せています。これには距離適性も関係していますが、それ以上に前走のヴィクトリアマイルを大目標とした馬にとっては、ローテーション的に厳しいということなのでしょう。それが格下の軽量馬の一発を許してしまっている部分でもあります。

まとめるとこのレースでは、本命馬は前走でヴィクトリアマイルを使わなかった馬で、芝2000m以上の実績、及び距離適性があると馬から選ぶのがベスト。芝2000m以上のレースは、年内エリザベス女王杯しかないので、芝2000m以上の実績、及び距離適性がある馬は、ここが大目標のはず。それでハンデも軽いことにはこしたことはありません。この条件に当てはめていくと…超人気薄に辿りつきます。馬券的には順当でも、配当上の波乱が期待できるレースかもしれません。個人的にちょっとアツいなぁ!


●エプソムC

エプソムCは、主に新潟大賞典の出走馬や安田記念を除外された馬、前走準オープンの勝ち馬やオープンで上位の上り馬が参戦するレースです。東の中央場所では最後の重賞となるために、例年、G3とは思えないメンバーが集う傾向がありますが、特に今年は、安田記念のモーリスを避けてここへ出走してきた馬も多く、重賞勝ち馬8頭という豪華メンバー構成になりました。

また、このレースが行われる東京芝1800mは、1コーナーのポケット地点からコーナーを斜めに横切り向正面に合流するコース形態のため、前半のペースが上りづらく、スローペースからの決め手比べとなりやすいのが特徴。逃げ馬がよく活躍する舞台でもあります。

しかしながら、エプソムCは春の東京開催最終日という時期的なものや実力拮抗で前半で隊列形成の攻防が行われることもあり、意外とペースが上がることが多いです。ペースが上がると言ってもあくまでも「東京芝1800m」としてはですが、ほぼ平均ペースくらいで流れて脚質に関係なく能力どおりに決まることが多いです。

ただし、近年はこの時期まで良好な馬場状態が維持できるようになり、近2年はスローペース化。前と内枠が有利な決着が続いています。今年も良好な馬場状態が維持され、先行勢も手薄。今年も極端な前残りとまでは行かずとも、やや前と内枠が有利な競馬になると見て、予想を組み立てたいです。
posted by 山崎エリカ at 02:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 今週の見所