2016年01月31日

今週の見所(シルクロードSなど)

2016年 根岸S、シルクロードS
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●根岸S

フェブラリーSの前哨戦の位置付けの根岸S。しかし、実績馬は根岸Sよりも格上の川崎記念や東海Sを前哨戦として選択するため、本番にはあまり繋がらないレースとなっています。どちらかと言えば、スプリント路線の頂点を競うレースとしての意味合いのほうが強いでしょう。

また、このレースは、昨年暮れのカペラS以来の短距離重賞ということもあり、例年、スプリント路線組が大挙出走してきます。よって、序盤から激しい攻防が繰り返され、馬場状態に関係なく速い流れになる傾向がとても強く、過去10年を振り返ってもほぼハイペースです。

特に近4年は、強い逃げ、先行馬が不在というのもありますが、2012年シルクフォーチュン1着、2013年メイショウマシュウ1着、2014年シルクフォーチュン3着、2015年ワイルドバッハ2着になるなど、直線一気の追い込み馬が連発して馬券に絡んでいます。

逆に逃げ馬の3着以内はゼロ(8年前まで遡らなければいない)、先行馬はペースが速くなったところで動かず、一旦、位置取りを下げる形ならば、2013年ガンジス2着、セイクリムズン3着、2014年ノーザンリバー2着など、それなりの活躍を見せていますが、完全先行から押し切ったのは、2012年のトウショウカズンのみで、最内をロスなく立ち回っての2着でした。基本は、差し、追い込み馬が断然有利のレースで、先行馬を狙うのであれば、差す競馬でも結果を出してきた馬でなければ厳しいものがあります。

ただ、今年はというと、スプリント路線組が差し、追い込み馬ばかりで、逃げ馬はシゲルカガしかいません。確かにシゲルカガが逃げるのであれば、前半34秒台は濃厚で、東京ダ1400mを34秒台で逃げれば、まず後半は36秒台に突入してくるのでハイペースは免れないでしょう。

しかし、2列目がマイル路線の先行馬タガノトーネル、モーニンがつけていくとなると(プロトコルは近走、控える競馬を覚えさせているので差す形が濃厚)、シゲルカガから離されての2番手を形成する形が濃厚。それだと逃げ馬だけがペースを刻んで、2列目以降の馬が実質、差しの競馬をすることになるので、前に行った馬でも十分残り目はありそうです。ただヒモ穴として、差し、追い込み馬を穴馬として仕込んでおくのも面白いでしょう。


●シルクロードS

昨夏の北九州記念で2着に敗れて、スプリンターズS出走権を逃したビッグアーサーが、高松宮記念を意識する上で何としても勝利で賞金加算をと、M..デムーロ騎手への手替わりで出走してきます。昨秋の京阪杯、阪神Cともに2,3着に終わった同馬ですが、今度こそ重賞での勝利をもぎ取ることができるか。高松宮記念を占う意味でも非常に興味深い一戦となりました。

また、京都コースは今週からBコース使用で、内外に大きな差がなくなり、ほぼペース次第の馬場状態。シルクロードS当日は晴れ予報で、全体の傾向としては馬場回復化で前が残りやすくなるでしょう。

しかし、この一戦は、アクティブミノル、ローレルベローチェ、ネロ、セイコーライコウ、芝では前に行けるかどうかわかりませんが、ダートでは逃げ馬のヒルノデイバローと逃げ馬揃いなので、極端なスローペースになる可能性は低いでしょう。前半3F34秒台の平均ペースで流れて、どのポジションからでも能力を出し切れる展開が濃厚と見ています。よって、能力重視の予想を組み立てたいです。
posted by 山崎エリカ at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所