2015年12月12日

本日の見所(チャレンジC)

2015年 チャレンジC
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秋の阪神開幕週から、この時期へ移動して3年目。昨年、朝日チャレンジCから「チャレンジC」と改名されたこのレース。“チャレンジ”という前哨戦をイメージさせるネーミングでありながら、有馬記念の列記とした前哨戦ではなく、オープン特別の上位馬と、G3の上位馬が集う、ただのハンデG3です。

このレースは、例年、中〜長距離路線馬のみならず、登録馬ラッシュの阪神Cへの出走が危ぶまれる短距離〜マイル組が出走してくるために逃げ、先行馬が集い、淀みのないペースで流れて、前が崩れるというのが大きな特徴です。実際に過去3年とも、前がしっかり崩れて、差し、追い込み馬が上位を独占しています。

さて、今年はどうか? 今年は、稍重からの馬場回復化で、逃げてレースをタフな流れにしたいスピリッツミノルが、前走芝3000mの菊花賞を使った後の一戦であることを考えると、これまでよりも前が残れる可能性もあります。短距離〜マイル路線馬は、ダンツキャンサーを筆頭に、距離不安のためにペースを上げたくない馬が多いとなると、前半はそこまで速くならないという推測が成立します。

しかし、ここまで逃げ、先行馬が揃うと、各馬が相手の出方を探り合ったとしても、完全なスローペースは物理的に無理です。逃げ、先行馬は、気性に問題あるか、決め手が不足だから、肉を切らせて骨を断つという自ら厳しい戦法を取ったわけであり、逃げ、先行馬が仕掛けを遅らせ過ぎるのは、自ら骨を断つようなもの。オーバーペースにならないように、ある程度コントロールしたとしても限界があるということです。

今年は、昨年のようにラスト2F11秒6-12秒9というように、ラスト1Fで恐ろしく失速して着順ががらりと入れ替わるような超ハイペースにはならないでしょうが、それでも平均ペースよりは速い流れになるでしょう。やはり、差し勢を中心に馬券を組み立てたいところです。
posted by 山崎エリカ at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所