2015年11月07日

本日の見所(京王杯2歳Sなど)

ファンタジーS、京王杯2歳S
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●ファンタジーS

ファンタジーSは、阪神ジュベナイルFの前哨戦ですが、あまり本番に繋がらないレースです。アルテミスSが創設されて以来、更にその傾向が強まりました。わかりやすく言うと、阪神ジュベナイルFは桜花賞、アルテミスSはチューリップ賞、ファンタジーSはフィリーズレビューと言ったところでしょうか。

もともと短距離色の強い馬が集まるというのもありますが、あまり伸びシロが見込めない馬が、ここを勝ちに来るので、どうしてもこの先に繋がりづらくなります。繋がるパターンとしては、2006年のアストンマーチャン、2011年のアイムユアーズ、2012年のローブティサージュのように、休養明けでここへぶつけて来て権利を確保し、2戦目で上昇して阪神ジュベナイルF連対というパターンがとても多いです。

函館2歳Sを制して2戦2勝もブランボヌールもここで権利確保なら、前記した馬のようにチャンスが広がりますが、2009年のステラリード、2011年のファインチョイス、2011年のストークアンドレイがそのパターンでちょっぴりと負けたり、ぶっ飛んだりしているので、過信は禁物でしょう。阪神ジュベナイルFの出走権利が欲しい、本気度が高い馬を狙うのが好ましいです。


●京王杯2歳S

再来週の東京スポーツ杯2歳Sを、出世レース(クラシックホース探し)とするならば、京王杯2歳Sはこの次点での完成度の高さを競うレースです。確かにグランプリボスやエイシンアポロンのような後のG1馬もこのレースを勝利していますが、この時期の他の2歳重賞よりも、実績馬優勢という意味では“完成度の高さを競う”という意味合いが強いレースになっています。

先週の「見所」でも綴りましたが、確かに最近の2歳戦は、重賞増設で勢力分散し、特に最近は、オープン特別よりも500万下特別のほうがレベルが高い、それよりも未勝利戦のほうがレベルが高いこともあるというような格の無秩序現象が起こっています。先週のアルテミスSも、正にそれを象徴するような決着で、オープン特別の上位馬が苦戦しました。

しかし、そのような大きな傾向の中でも、短距離王道路線は中距離路線よりも格の秩序があるし、まだ、マシなところがあります。少なからずとも本命馬は、格上から選ぶのがベストでしょう。
posted by 山崎エリカ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所