2015年11月29日

今週の見所(ジャパンCなど)

2015年 ジャパンC、京阪杯
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●ジャパンC

日本で行われる、世界最高峰のジャパンC。国際競走が少なく、インターネットが普及していなかった時代のジャパンCは、黒船襲来のようなものでした。日本は各国の代表馬と戦うことが滅多になかった上に、外国馬の情報もあまりなかったからです。

逆にシリウスシンボリの凱旋門賞14着以降の日本馬の情報がほぼ途絶えた外国馬にとっては、ジャパンCは賞金を荒稼ぎする絶好の場でもありました。よって、外国の一流馬が来日し、序盤から激しい攻防が繰り広げられ、レースは消耗戦へ。当然、ここを大目標にした真に強い馬(総合能力の高い馬)しか、勝つことができませんでした。

しかし、近年のジャパンCはというと、国際化社会、ボーダレスを象徴するかのように、日本の陣営も外国馬のことを良く知っているし、来日する外国馬陣営も、日本馬のことをよく知っています。相手の脚質や能力を知るゆえに、有力馬をマークする馬が存在し、スローペースが出現するようになりました。

ジャパンCのレースの質を変えたのは、東京の高速馬場と世界にその名を知らしめた一番の存在は、ディープインパクトの存在。昨年こそ、ノーザンFのラビット役のサトノシュレンが前半からぶっ飛ばして、それなりに速いペースで流れたものの、ディープインパクトが出走した2006年以降、見事なほどスローペース化しているのです。

しかし、前半5Fが60秒を越えるスローペースだったとしても、前がラスト4〜5F(3〜4コーナー)あたりで後続とのリードを広げに行く、いわゆるスローからの早仕掛け戦になるので、完全なスローペースはありません。近年の凱旋門賞もスローペース症候群で、かつてはタブーとされていたフォルスストレートからじわじわ動いて行くのがトレンドになりましたが、同じスローペースであっても下級条件との違いは、前が早仕掛けをすることです。

ゆえに前に行った馬が楽々粘り込めるようなことはなく、結局、真の実力馬しか勝てないレースになっています。今年も展開の鍵を握る独・イトウを管理するカルヴァーリョ調教師に独自取材を行ったところ、「ラブリーデイなど後続勢が強いので、カレンミロティックのセカンドポジションを狙いたい」とおっしゃっていたので、前半のスローは確定的でしょう。前半のスローで内々を立ち回れる馬優勢にはなりますが、それでも真の実力馬が勝つレースになるでしょう。

また、ジャパンCは、凱旋門賞の勝ち馬がジャパンCを勝った例がないように、ここへ向けての余力も重要になります。一昨年の年のジェンティルドンナ、昨年のエピファネイアのように、もともとG1でトップクラスのPP指数がありながら、前走で敗戦を記したタイプ(敗戦せずとも、PP指数を下げる形であれば可)やG1を使わずに力を溜めたタイプ。3歳馬なら前走G1で勝っていても成長力で浮上というパターンもありますが、基本的にはジャパンCで狙うべき馬は、「もともと強くて、おつりがある馬」です。


●京阪杯

年内最後のスプリント重賞となる京阪杯。このレースは、例年、前走のスプリンターズSで掲示板入りを果たした実績馬が上位人気に支持される傾向があります。しかし、前走スプリンターズS3着のビービーガルダン、前走スプリンターズS5着のアルトゥマトゥーレ、前走スプリンターズS2着降着のダッシャーゴーゴー、前走スプリンターズS3着のマヤノリュウジンが、このレースで惨敗を喫しました。昨年もスプリンターズSで3着のレッドオーヴァルが1番人気に支持されましたが、出負けして全く見せ場のない9着でした。

スプリンターズS組は、相手が格下だから「あわよくば本賞金を加算」とばかりに出走してくるのでしょうが、スプリンターズSを大目標にした馬にはおつりがなく、基本的には上がり馬優勢のレースとなっています。確かにスプリンターズSで凡走した馬には巻き返しのチャンスはあるのでしょうが、あまり凡走し過ぎていると単なる調子落ちの可能性もあるので、過信は出来ないでしょう。

また、京阪杯が行われる京都芝1200mの舞台は、スタートしてすぐに坂があるために物理的にペースが上がりづらく、京都は2連続開催の最終日でも馬場が持ちこたえて、水準よりも高速馬場で行われるために、前々、内々有利の傾向があります。昨年のこのレースで2着のサドンストームのように、後方に下げられるだけ下げて内々にこだわった騎乗をすれば話は別ですが、外枠から中途半端に出していくと、どうしてもロスが生じます。つまり、連軸にすべき馬は、なるべく前、なるべく内で立ち回れる上がり馬ということになるでしょう。
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2015年11月27日

急きょ『リアル競馬王』参戦!

突然ですが・・・
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『リアル競馬王』に出演することになりました。
ジャパンCのマル秘情報もお届けします!


詳細はこちら
 ↓
http://blog.keibaoh.com/blog/2015/11/1281-c2s1127213-0500.html


昨年のジャパンCは、◎エピファネイアで的中!
今年もかんばります(p*・ω・)q

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今週の見所(京都2歳S)

2015年 ラジオNIKKEI杯京都2歳S
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第2回ラジオNIKKEI杯京都2歳S。重賞拡充の影響を受けて、先々週に行われたデイリー杯2歳Sや、今週月曜日の東京スポーツ杯2歳Sと比べると、二枚も三枚も層の薄いメンバー構成になりました。2戦2勝馬が3頭出走し、「無敗馬対決」と銘打たれた昨年のこのレースも実質レベル(?)でしたが、今年も昨年とそれほど変わらないメンバー構成です。

確かに今年は2戦2勝で札幌2歳Sを制したアドマイヤエイカンが出走していますが、今年は札幌2歳Sの上位馬がその後のオープンを勝てていないことからご周知のように、凡戦でした。翌年のクラシックで通用するとなると、札幌2歳SでPP指数-14は求められるのですが(ロジユニヴァース、コティーノ、レッドリヴェールともに-14ポイントで、このレベルになると『激走馬リスト』の上位に掲載されます)、今年は昨年のブライトエンブレムを1ポイント下回るPP指数-10でした。

それも今年は、雨の影響を受けて時計の掛かる馬場の緩みないペースで、前崩れだったことを考えると、地面の着順を鵜呑みにすることが出来ません。予想をする上での取り扱い方としては、強豪が揃った500万下特別を展開に後押しされて勝ったというような扱いでいいのではないでしょうか。

そう考えると500万下の上位馬や1勝馬にもチャンスが巡ってきます。本来、1戦1勝馬が通用するのは、デイリー杯2歳S勝ちのエアスピネルくらいの素質(新馬戦の指数が高いか、新馬戦で抜群の切れを見せているか)がなければ難しいことですが、今回くらいのメンバーだとデビュー2戦目の今回で前進する形で、難なく通用しても不思議ではありません。8頭立で6番人気のベルラップが制した昨年同様に、波乱度が期待できるレースになりました。
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2015年11月26日

独・イトウのマル秘作戦

直接、聞いちゃいました!
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大雨で一度は回避も考えましたが、今年も外国馬調教を見に行って来ました! 追い切りの詳細は、JRAの公式ページを見て頂くことにして、ここではジャパンCの展開の鍵を握るイトウのカルヴァーリョ調教師に直接聞いたお話を公開しちゃいます。

カルヴァーリョ調教師は、そこらのおっちゃんかと思うほど気さくだし、本当に日本の競馬を知っていました。


Q.日本で一番好きな馬は?
A.出遅れ癖があるゴールドシップだね。ヤンチャで可愛い。僕はああいう馬が好きなんだよ。

Q.一番のライバルは?
3歳馬のミッキークイーンも斤量ダウンで手強そうだけど、一番はラブリーデイだね。日本のレースを見てきたけど、馬体もいいし、正直に言えば、僕の馬はこの馬には叶わないと思う。

Q.一部では逃げると報道されてますが、本当に逃げるんですか?
カレンミロティックのセカンドポジションを狙う予定です。後方勢が強いから、封殺するようなレースをしたいね。


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2015年11月25日

兵庫ジュニアグランプリの予想

特集みてくださいね♪
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おはこんにちは!
先日、トイレで誰もいない隙を狙って、自画撮りをしてみました。やり慣れてないと、恥ずかしいものだねぇー(*/∇\*) 。


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さて、本日は兵庫ジュニアグランプリがあります!
ぜひ、兵庫ジュニアグランプリの特集を見て下さいねっ☆


★特集
http://nar.umanity.jp/dirtgrade/1101/


そんなこんなで、兵庫ジュニアグランプリの予想は、波乱度MAXで予想を組み立てました☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪.


http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?race_id=2015112527190410&user_id=3100000007
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2015年11月21日

今週の見所(マイルCS)

2015年 マイルCS
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今年も先週までBコースからCコースに変更されて行われるマイルCS。例年の傾向を踏襲するならば、馬場高速化で内々、前々が優勢でしょう。近年のマイルCSは、波乱傾向にありますが、2桁人気で連対した馬は、2009年マイネルファルケ(2着)、2010年エーシンフォワード(1着)、2011年フィフスペトル(2着)と全馬ともに内々を立ち回った馬ばかりが穴を開けています。

昨年、8番人気でこのレースを勝利したダノンシャークも外枠から3コーナーで内々に潜り込み、直線では最内から速い流れでバテてしまった先行馬を捌きながら、前が開くとそこから突き抜けての2010年のエーシンフォワードの再現を見ているかのような勝利でした。《ともに岩田騎手で「同じ乗り方じゃないか!」みたいな(笑)》

要は、基本は内枠の先行馬が有利で、外枠からならば3〜4コーナーで内に潜り込まなければ厳しいということ。Cコース替わりのマイルCSで外一気を決めた馬と言えばトーセンラーくらいですが、そのトーセンラーは、同年の天皇賞(春)で2着の実績があり、PP指数の能力値、最高値ともに最上位の存在でした。

今回、4連勝で安田記念を制した、マイル王に君臨したモーリスは、ポジションの取り方が難しい外枠16番に入りましたが、他G1馬8頭やマイルG1で上位の馬、新興勢力や3歳馬を相手にどう戦うのか?

まぁ、もっとも難儀な枠順を引いたのは、先行雁行状態の外を回ることになる可能性が高い、17番枠のロゴタイプってことになるでしょうね。内枠ならば王道路線から路線変更してきたロゴタイプが面白いと思っていましたが、隊列が縦長に広がっていく一瞬を利して内目に入れた、秋華賞のミッキークイーンのような神騎乗はあるのか?

これだけ各路線から、多彩なメンバーが揃うととても楽しみです。
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2015年11月15日

本日の見所(エリザベス女王杯など)

2015年 福島記念、エリザベス女王杯
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●福島記念

福島はかなり雨が降ったようで、土曜日の時点でズブズブでした。こうなると外差し有利になることが多いのが福島の特徴ですが、夏からしばらく間を開けての開催3週目ということで内目の馬場状態もそれほど悪くなく内からでもそれなりに伸びていました。内から行く馬を大きく割り引く必要もないでしょう。

それよりも福島記念の重要なポイントは、ノットフォーマル、セキショウ、メイショウナルトに内からマイネルミラノというように前に行きたい馬が揃ったこと。これだけ揃うと重馬場を加味しても1000m通過60秒は切ってくる可能性が高く、そのペースだとさすがに前が苦戦するのではないでしょうか。

馬場がとこまで回復するかにもよりますけど、昨日の時点であそこまでズブズブだと回復してもたかが知れているでしょうから、枠順に関係なく、差し馬中心で馬券を組み立てたいです。


●エリザベス女王杯

今年のエリザベス女王杯は、能力上位馬や素質馬に死角があり、紙一重で大波乱の一戦となりました。

まず、昨年のこのレースの覇者であり、今年の大阪杯ではキズナなどの強豪を撃破したラキシスが近走やや不振ということです。ラキシスは、その次走の宝塚記念では、勝ち馬ラブリーデイと0.4秒差(8着)でしたが、今年の宝塚記念は、エピファネイアやジェンティルドンナ、スタートを五分に決めた場合のゴールドシップが相手では歯が立たなかったデニムアンドルビーが2着入線したように、レース自体が大凡戦でした。PP指数的には、ラキシスが勝った大阪杯よりも決着指数が低くG3レベルです。確かに札幌記念ではオーバーペースに巻き込まれ、前走の京都大賞典では直線で窮屈になる場面がありましたが、宝塚記念からほぼ横ばいの指数で推移していることを考えると、急に変われる可能性は低いでしょう。

また、昨年のこのレースの2着馬ヌーヴォレコルトは、逆に休養明けの前走オールカマーで完璧に立ち回って2着と好走した後の一戦というのが気掛かりです。オールカマーは、世間ではスローペースの認識ですが、けっしてそんなことはありません。確かに6F目まではスローですが、7F目から逃げたマイネルミラノが後続とのリードを広げに動いて11秒台が連発しているので、総体的に見れば前で立ち回った馬には厳しいオーバーペースです。実際にこのレースの2番手を追走して7着に凡退したメイショウカドマツは先週のアルゼンチン共和国杯で2着に巻き返しました。つまり、決着タイムの速い流れを最内ぴったり立ち回ったヌーヴォレコルトは、実に完璧の騎乗であり、今回であれ以上の競馬をするのは難しいでしょう。
 
更に3歳馬のルージュバックは、目下3連勝目できさらぎ賞を制した素質馬で、距離が伸びたオークスの舞台で更に良さが出たことを考えると、芝2200mのこの舞台はマッチしていると言えるでしょう。成長力を見せることが出来れば通用して不思議ないレベルの馬ですが、調整が間に合わずに前哨戦を使えなかったことが気掛かりで積極的に狙う気にはなれません。これで3番人気ならば切って妙味でしょう。

確かに今回のエリザベス女王杯も、強豪揃いの一戦と言えないだけに、例年よりもレースのボーダーラインが下がってラキシスやヌーヴォレコルトが勝ち負けする可能性もありますが、人気ほど信頼できないのも事実。ここはラキシスやヌーヴォレコルトに太刀打ち出来る可能性のある穴馬を本命にするのが好ましいでしょう。
posted by 山崎エリカ at 10:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 今週の見所

2015年11月14日

本日の見所(デイリー杯2歳Sなど)

2015年 武蔵野S、デイリー杯2歳S
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●武蔵野ステークス

チャンピオンズCの前哨戦、第二戦の武蔵野Sは、3歳トップクラスと古馬が激突します。先週のみやこSでは1番人気の3歳馬ダノンリバティが超高速馬場でレコードタイの内々有利の決着のほぼ全コーナーの外々を回る大名乗りで6着に凡退しましたが、それでも現3歳世代は芝もダートも層が厚いのは周知のとおり。

ダート路線の上半期は、ゴールデンバローズ→クロスクリーガー→ノンコノユメというように、次々とエースが入れ替わりました。ダート無敗でヒヤシンスSを制したゴールデンバローズがドバイ遠征している間に、クロスクリーガーが伏竜Sを勝ち、次走の兵庫CSでは圧勝。そして上半期の頂上決戦・ジャパンダートダービーでは、そのクロスクリーガーを2着に降してノンコノユメが制しました。

ジャパンダートダービーが行われた大井の舞台は、今年は全体的に時計が掛かり、ジャパンダートダービーでも大バテした馬が多数いたように、実質のレース内容は、逃げ馬には厳しい消耗戦。逃げたクロスクリーガーにとって苦しい流れだったことは間違いありません。しかし、やや出負けを盛り返して2コーナーは中団の外を回り、3コーナーでも中団の外、更に4コーナー大外をぶん回して勢いに乗せて、ラスト2F目で3番手まで進出、ラスト1F目で2番手まで上がり、そこからクロスクリーガーを撃ち抜いたノンコノユメは性能が違うという表現がピッタリくる強さでした。この時点で早くも古馬G3勝ちレベルのPP指数をマークしたのです。

今回はそのノンコノユメが更に成長力を見せることが出来れば、この先の将来もかなり明るいでしょう。しかし、JBCクラシックを回避し、格下のここに回ってくるというのは、「前哨戦だから無理はさせたくない」という陣営の意思の表れであり、本気で挑んでくるはずもありません。そうなれば、当然、他馬にもチャンスが巡って来るでしょう。

また、別路線からは4戦無敗のモーニンが現れました。この馬は未勝利戦、500万下では、強い相手と戦ってこず、あまり高い指数が出ていなかったことから上半期の時点では半信半疑でした。ところが休養明けで昇級の新涼特別では成長力を見せ、速い流れの2番手追走から先日準オープン入りを果たしたダイリュウキセキを寄せ付けず、3着以下に6馬身近く差をつけて圧勝。

そして前走の秋嶺Sでは、超オーバーペースで直線で各馬がバタバタになってくるなかで楽にラスト2Fで先頭に立ち、そこから後続との差を広げるハイパフォーマンスでした。モーニンもノンコノユメとまた違った強さがあるのですが、前走であそこまでハイパフォーマンスの競馬をしてしまうと、今回でおつりが残っているのかどうかが気掛かりです。


●デイリー杯2歳ステークス

デイリー杯2歳Sは、暮れの朝日杯フーチュリティSへ向けての前哨戦であり、かつては皐月賞馬キャプテントゥーレなどのクラシック上位馬を輩出するレースでもありました。しかし、近年は、前走新馬勝ちの馬や未勝利勝ちの馬が通用してしまっているように、レベルが低く、クラシックは素より、朝日杯フーチュリティSにもあまり繋がらないレースになってしまいました。

今年も当初、京都芝2000mの新馬戦でラスト2F11秒2-10秒8の切れ味で勝利したバティスティーニが出走予定でしたが、どの馬を恐れたのかはわかりませんが、翌日の黄菊賞へ回ることになり、より層が薄くなりました。

これまでに見せた強さで言えば、3戦無敗の小倉2歳Sの勝ち馬シュウジが一番だし、素質で言えば、新馬戦でメンバー中一番高いPP指数をマークしたエアスピネルということになるでしょう。まさに人気どおりです。

ただ、前記の2頭がすっごく抜けて強いかと聞かれるとそうでもなくて、二番手グループの馬たちも遜色がありません。二番手グリープの馬が今回で多少の上積み(成長力)を見せることが出来れば勢力図を覆せるレベルです。

また、京都コースは全般的に、逃げ馬が大逃げを打たなければ前優勢だし、逃げ馬不在だと、極端な上がり勝負(特に3歳戦はラスト2F戦の出現率が高い)になるので、逃げ馬の出方を推測するだけで展開が見えてくるところがあります。

今回はおそらくノーブルマースが逃げることになるでしょうが、この馬は大逃げを打つタイプではないし、積極的に競っていくタイプもいないので、よっぽど道悪にならなければ前優勢でしょう。先行馬優勢ということも視野に入れて予想を組み立てたいです。
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2015年11月11日

今号は傑作だと思う!

お知らせ
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今回で2号目となる『競馬大的中』(ガイドワークス)が本日11月11日(水)に発売されました。この雑誌では、「エリカの部屋」という競馬関係者のインタビューを担当させてもらっています!

この「エリカの部屋」のインタビュー対象者は、私の完全任意でやらせてもらっていて、今号は南関東リーディングの森泰斗騎手ことタイティです。昨日、競馬王ブログを見た方から「なぜ、森泰斗騎手なの?」と言われました。

それには、私自身がインタビューしやすい存在であり、担当編集者Aが森泰斗ファンであることも理由ですが、一番の理由は、タイティ自身が面白くて、よく考えて騎乗していることと、これまでにタイティが騎乗論を具体的に語っている記事がないことです。この面白さは読まなければ伝わらないと思いますが、読んだ人はみんな傑作だったと言ってくれます。





あとね、タイティにお願いしたのは、あるテーマに触れたかったのもあるのです!

実は・・・中央競馬には、危険回避という大義名分を挙げて、内1頭ぶんを開けて乗るという暗黙のルールがあるのをご存知ですか?

地方や海外のパートT国には、内1頭ぶん開けて乗るというルールは暗黙でもないのに、中央競馬だけにはあるルール。地方は危険防止のためにラチ沿いが深く掘られている競馬場もあるために、結果的に内が開いている場合もありますが、基本的には内を突こうとする者、内を突かれそうになって閉めようとする者ばかりです。

ゆえに、外国の騎手からは「日本(中央競馬)は、イン突き放題のイージー」と言われてしまうわけです。その本来の意味は、「日本の騎手は勝つことにシビアじゃないから、俺らが真剣に乗れば勝てるよ」ってことなのではないでしょうか?

こういうのを念頭に置いて読んでいただけると、より面白く読んで頂けると思いますo(*^▽^*)o~♪


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2015年11月07日

本日の見所(京王杯2歳Sなど)

ファンタジーS、京王杯2歳S
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●ファンタジーS

ファンタジーSは、阪神ジュベナイルFの前哨戦ですが、あまり本番に繋がらないレースです。アルテミスSが創設されて以来、更にその傾向が強まりました。わかりやすく言うと、阪神ジュベナイルFは桜花賞、アルテミスSはチューリップ賞、ファンタジーSはフィリーズレビューと言ったところでしょうか。

もともと短距離色の強い馬が集まるというのもありますが、あまり伸びシロが見込めない馬が、ここを勝ちに来るので、どうしてもこの先に繋がりづらくなります。繋がるパターンとしては、2006年のアストンマーチャン、2011年のアイムユアーズ、2012年のローブティサージュのように、休養明けでここへぶつけて来て権利を確保し、2戦目で上昇して阪神ジュベナイルF連対というパターンがとても多いです。

函館2歳Sを制して2戦2勝もブランボヌールもここで権利確保なら、前記した馬のようにチャンスが広がりますが、2009年のステラリード、2011年のファインチョイス、2011年のストークアンドレイがそのパターンでちょっぴりと負けたり、ぶっ飛んだりしているので、過信は禁物でしょう。阪神ジュベナイルFの出走権利が欲しい、本気度が高い馬を狙うのが好ましいです。


●京王杯2歳S

再来週の東京スポーツ杯2歳Sを、出世レース(クラシックホース探し)とするならば、京王杯2歳Sはこの次点での完成度の高さを競うレースです。確かにグランプリボスやエイシンアポロンのような後のG1馬もこのレースを勝利していますが、この時期の他の2歳重賞よりも、実績馬優勢という意味では“完成度の高さを競う”という意味合いが強いレースになっています。

先週の「見所」でも綴りましたが、確かに最近の2歳戦は、重賞増設で勢力分散し、特に最近は、オープン特別よりも500万下特別のほうがレベルが高い、それよりも未勝利戦のほうがレベルが高いこともあるというような格の無秩序現象が起こっています。先週のアルテミスSも、正にそれを象徴するような決着で、オープン特別の上位馬が苦戦しました。

しかし、そのような大きな傾向の中でも、短距離王道路線は中距離路線よりも格の秩序があるし、まだ、マシなところがあります。少なからずとも本命馬は、格上から選ぶのがベストでしょう。
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